アメリカのアリゾナ州に位置するセドナはパワースポットとして有名な場所です。
私はここを7年前に初めて訪れました。
成田空港からサンフランシスコ経由でフェニックスへ向かい、更にそこからバスに揺られ日本からほとんど丸1日かけて翌日の夜に到着したセドナ。
そこはなんとも言えずのどかで静かな片田舎の町という穏やかさがありました。翌朝明るくなってから見渡した景色も私達を包み込むような温かさがあり、とても安心できる場所だと思いました。
いつも個人旅行で好きに行動しているため団体旅行に慣れない私でしたが、レバナ先生や友達と昼夜をともにし、ホテルの朝食からバス移動、ヴォルテックスの場所とずっと一緒にいられるのはとても楽しくてありがたい機会でした。
ボイントンキャニオン、カセドラルロック、ベルロックなど毎日有名なスポットを山歩きして巡りました。
日差しはさすがに強いものの思ったよりも気候は厳しくなくカラッとしていました。
私はそれぞれの場所の波動の違いを感じては興味深さを増していました。
レバナがパワースポットについて知識よりもその地で自分自身が感じることが大切であると繰り返し言っていたことがとても印象的です。
セドナは本当に不思議な場所でした。地球と宇宙との境目のような、宇宙人や宇宙船が突然現れても不思議には思わないようなそんな独特の気の流れる場所でした。
自分がこの地にいることが必然であり、浄化のためでもあり、大きな流れの中で私はここに来たと思える不思議な感覚を覚えたものです。
そしてセドナには言葉では表現するのが難しい何とも言えない幸福な平穏さ、平和な空気がどこに行っても漂っていました。力強さと優しさとありのままの自然の美しさ、私はよく自分に厳しくなりがちだけれどこの時ばかりはありのままの自分で、そのままでいいんだよと丸ごとを受け入れられているような感覚が強くありました。とても波動が高くそこにいるだけで自然に浄化がされていくという感じでした。
旅の間レバナが一緒に楽しんでいる様子が見受けられたのはとても良かったです。飾らず素朴でお茶目なレバナの様子に参加者全員がとても和んだ雰囲気のツアーでした。
私が印象深かったのは、みんなでスウェットロッジの後スープやお茶で休憩をしている時に建物の隅の石の小さな階段の隙間にレバナがひとりで身を縮めるように座り、とても静かで平穏な雰囲気で瞑想をしている姿を見たことでした。それはいつも見ている教師としての堂々とした威厳のある姿とは違い、本当に控えめで静かでひっそりとした、とても私的な姿に見えました。レバナの本質や謙虚さが垣間見えた瞬間で私はこの時のことを今も時々思い出します。
そして最終日の夕食後には雨上がりの後のテラスで二重にかかった虹を見ることができました。最終日の夕暮れ、突然の虹の出現にみんながとても喜びました。私もセドナに来れたことを祝福されているようでうれしくなり、またこれから日本に帰ってからの未来にもワクワクした喜びを感じる、そんな思いを強くしながら旅を終えました。

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