インナーチャイルドは私達の内側にいる幼いころの傷ついた自分自身です。
インナーチャイルドは私達の根源的な部分を表すとても強力なエネルギーですが、内側の隠れた部分に存在するものです。
インナーチャイルドに対して私達は育てようとしたり成長させようとしたりするものではありません。インナーチャイルドが成長して内側からいなくなるように仕向けるものではないのです。
インナーチャイルドに対してはただ一緒にいて優しく接する、大丈夫かと声をかけたり、遊んであげたり、ほしいものをほしいと言えないことに気付き、自然に声を出せるようにしてあげるようにして居心地よくしてあげるだけです。
私がしているのはおもに利き手ではない左手でインナーチャイルドと絵を描くことです。
当初はレバナのワークショップでやったものですが、続けてひとりで描いています。
これには期待以上の効果があったため続けています。
ワークの中で今まで自分で気づいていない深い部分に隠れている事柄をインナーチャイルドに色々と教えてもらうことができました。驚くようなことを教えてくれたり、いろんな感情を吐き出すこともできました。
インナーチャイルドワークが一段落した頃にふと私は自分の変化に気づきました。
まず私はよく笑うようになりました。
些細なことでゲラゲラと大笑いして能天気でいる自分に気がついたのです。
もちろん今までも笑わない自分だったわけでは決してないのですが、以前よりどこか気持ちがいつも楽になったように感じます。テレビのほんのつまらないことにも声を出して笑って、それが底抜けに無邪気な笑いであることに気づきました。
それから顔色が微妙に明るくなったと感じました。
これは自分にしかわからない程度ですが、明らかに顔色が良くなりました。
表情が柔和になるというか、顔つきが以前より満たされているような安心した顔をしていることにもある日気付きました。
インナーチャイルドワークは自分でもできるワークです。
毎朝おはようと声をかけて、今日も一緒に楽しもうね、と言ってハグするイメージだけでも良いと思います。
私達の内側にいるインナーチャイルドは大人の私が面倒を見てあげ、愛情を注ぎ続けてあげるしかない存在です。
私のインナーチャイルドはとても臆病な面があるかと思うと大胆で活発に動き回る子です。
そして私を慰め、導いてもくれるなんとも頼もしい存在です。
これをお読みの方にもインナーチャイルドとの良い関係性を結ばれることをお勧めいたします!
セッションをお受けいただくこともインナーチャイルドとのコミュニケーションのひとつになります。
でもどんな方法をとるにせよ大事なことは、大人の私達がインナーチャイルドと一緒にいてその子が心からくつろいで安心できるということです!

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