2017年03月07日

高橋安子さんー陶人形展


先月、高橋安子さんの陶人形の展覧会を観に行きました。
国立にある素敵なギャラリーゆりの木という所です。
何年も前になりますがたまたま神奈川県の藤野に遊びに行った時、
駅前の雑貨店にちょこんと小さな可愛らしい陶器の人形が飾られていました。

あどけない顔の男の子の人形は首に小さなお花の襟巻きをしてのんきに私に笑いかけます。
三日月に器用に座っている天使は笛を吹いてなんだか楽しそうです。
そのあまりの素朴な愛らしさに私は即座に人形を買い求めました。
その日私はとっても幸せな気分で新しい人形を眺めては喜んでいました。


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人形の作者についての情報は当時名前以外は何もなく、
どこで買えるのかもわからないままでした。

しかし去年たまたま訪れたギャラリーゆりの木併設のショップで
同じ微笑みの陶人形に再会しました。
作者の名前も一致し私は大喜び、展覧会の情報まで教えてもらいました。
高橋安子さんの展覧会は毎年2月に開催されるとのことでした。

展覧会のギャラリーに足を運ぶと
そこには今までに見たこともない大きくて丸みを帯びた塔の作品や
大きな木の作品などがいくつも並び、
人形たちはみんな自分たちの世界で楽しんでいるようにくつろいだり、
音楽を奏でたりしていました。
どことなくユーモラスでほのぼのする人形たちを見ているだけで
とても癒されてうれしくなります。私は何時間でもそこにいられるな、と思いました。

私は小さい人形や小さいミニチュアが大好きです。
子供の頃は我慢することが多くて
ほしいものをほしい!と素直に言えなかった私は
大人になっても人形や雑貨がほしくなってしまいます。
私の中の小さな子供、インナーチャイルドが可愛らしいものを見ると反応して
これほしいよ!と言います。
私は我慢しないでいいよ、と言って素敵な可愛いものを手に入れます。

大人になったらインナーチャイルドは私自身が世話をし育て、愛を注ぎます。
傷ついていた小さな子供のインナーチャイルドは今日も何か楽しいことはないか、
新しい可愛いおもちゃはどこか、とワクワクしながら私のハートで遊んでいます。


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posted by Rumiko at 02:16| Comment(0) | アート
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