昨年末、気になって観たのですがとてもショックな内容でした。
美しい15歳の少年が経験したことが50年後の彼にどのくらい影響を及ぼしているのかが痛いほどわかる映画でした。
“ベニスに死す”も美しいヴィスコンティの世界観たっぷりの良い映画ですが、このドキュメンタリー映画を観たらなんだか考えさせられました。
大きく捉えると子供の尊厳についての映画だと思います。
子供時代の経験がどれほど大切か、周りの大人がどんな扱いを子供にするかがどれほど影響を及ぼすか。。。時代というものもあるとは思いますが、やっぱり大切なことだと思いました。
知らずに観ていた“ミッドサマー”という北欧映画にその後のビョルンセンが出演していたこともビックリでした。
