とても面白い本がありましたのでご紹介します♪
ぜつぼうの濁点 作 原田宗典 絵 柚木沙弥郎 教育画劇
ぜつぼうの濁点が擬人化されて主人のぜつぼうから離れひとり濁点だけになるお話です。
ひらがな村のお話だそうで発想が面白く、内容もとても素敵な内容でした。
絵もユニークでとても引き込まれます。
大人向けの絵本ですが、色が綺麗で絵がそれぞれのページで独創的で生き生きしています。
ユニークであること、ユニークな自分を外に出すこと、それを認め受け入れられる社会であると良いな、と思います。
なによりも状況はどんな風にも変えられることをうまく表現していてとても良いと思いました。
今のような時代にひとつの状況にひとつの意味付けをすることは簡単ですが、もう少し大局的にもう少し視点を変えて状況や物事を見ていけばいろんなことは変化しやすいのではないかと思います。
ある事柄をそこだけに焦点を絞って判断してしまうのではなく、もう少し大きく眺められるといろんなことは無理がなく楽に感じられると思います。
大変だった、アンラッキーだったとその時点で思えることも、後から振り返って見た時にとても大事なターニングポイントだったり、そこから新しい道が開けたり、結局は良かったことと思える、何かしらの進化につながっていることは結構あります!
物事や状況はたったひとつの意味合いがあるのではなく、いろんな意味やメッセージを含んでいると思います。
その時点でひとつの意味づけしか感じられなかったとしても、それを私達次第で反転させることができることをユーモラスに上手に表現している本です。
いろんな制約の多い今、疲れたな、とかなんだか嫌になっちゃったという時にそっと手に取って読んでみてほしい素敵な本です。
若い人にも読んでほしいな、と思います。
オススメです♪
2022年02月24日
ぜつぼうの濁点
posted by Rumiko at 19:02| Comment(0)
| 本
2022年02月12日
Shekebon! ビッケブランカ
Shekebon!Shekebon!Shekebonbobon! Shekebon!
意味不明の言葉が飛び込んでくる軽快なこの曲がラジオで流れてきた時、なんだかまったくわからないけどものすごく楽しい気分で体を動かしたくなりました。
音楽の持つエネルギーは言葉や思考を超えていてとてもストレートに響きます。
楽しんでいい!
自分らしくていい!
間違っててもいい!
そして笑ってていい!
いつも真面目で真剣で自分をよそにしてまわりを気にして急いでばかりいる。。。
そんな風にしていなくても別にいいじゃん!て言われているようなそんな気分に一気になりました。
いまだに意味不明でまったく知らないけど^^; 良い曲、楽しい曲、踊り出したくなります♪
日常でこういう感覚、大事にしたいですね!

意味不明の言葉が飛び込んでくる軽快なこの曲がラジオで流れてきた時、なんだかまったくわからないけどものすごく楽しい気分で体を動かしたくなりました。
音楽の持つエネルギーは言葉や思考を超えていてとてもストレートに響きます。
楽しんでいい!
自分らしくていい!
間違っててもいい!
そして笑ってていい!
いつも真面目で真剣で自分をよそにしてまわりを気にして急いでばかりいる。。。
そんな風にしていなくても別にいいじゃん!て言われているようなそんな気分に一気になりました。
いまだに意味不明でまったく知らないけど^^; 良い曲、楽しい曲、踊り出したくなります♪
日常でこういう感覚、大事にしたいですね!

posted by Rumiko at 01:38| Comment(0)
| 音楽
2022年02月02日
世界で一番美しい少年
“世界で一番美しい少年”という映画を観ました。ヴィスコンティの映画、“ベニスに死す” で一躍有名になった少年ビョルン・アンドレセンのその後を撮影したドキュメンタリー映画です。
昨年末、気になって観たのですがとてもショックな内容でした。
美しい15歳の少年が経験したことが50年後の彼にどのくらい影響を及ぼしているのかが痛いほどわかる映画でした。
“ベニスに死す”も美しいヴィスコンティの世界観たっぷりの良い映画ですが、このドキュメンタリー映画を観たらなんだか考えさせられました。
大きく捉えると子供の尊厳についての映画だと思います。
子供時代の経験がどれほど大切か、周りの大人がどんな扱いを子供にするかがどれほど影響を及ぼすか。。。時代というものもあるとは思いますが、やっぱり大切なことだと思いました。
知らずに観ていた“ミッドサマー”という北欧映画にその後のビョルンセンが出演していたこともビックリでした。

昨年末、気になって観たのですがとてもショックな内容でした。
美しい15歳の少年が経験したことが50年後の彼にどのくらい影響を及ぼしているのかが痛いほどわかる映画でした。
“ベニスに死す”も美しいヴィスコンティの世界観たっぷりの良い映画ですが、このドキュメンタリー映画を観たらなんだか考えさせられました。
大きく捉えると子供の尊厳についての映画だと思います。
子供時代の経験がどれほど大切か、周りの大人がどんな扱いを子供にするかがどれほど影響を及ぼすか。。。時代というものもあるとは思いますが、やっぱり大切なことだと思いました。
知らずに観ていた“ミッドサマー”という北欧映画にその後のビョルンセンが出演していたこともビックリでした。

posted by Rumiko at 18:04| Comment(0)
| 映画