夜の20時30分頃のことです。
驚きました!
私は停電を経験したのは東日本大震災の時の昼間の計画停電だけです。
その時は前もって準備もできたので心構えもでき、また時間も比較的短かかったため
そこまで大変とは感じずに済みました。
しかし今回はシャワーを浴びて扇風機に当たってボーっとしていた時に突然真っ暗になり
何が起こったのか最初はわからないくらいでした。
確かに雷がゴロゴロ鳴っていた。。。雨も土砂降りに降っていた。
でももう峠は過ぎて静かになっていた頃でした。
よく言われることではありますが、本当に私達がこうした今の生活ができるのは当たり前のことではありません。頭でわかっていてもやはりどこかでこうした便利な生活をできて当然と思っている自分に気づきました。
不思議なものでシャワーから出た時にふと目の前に強い光が視えました。
気に留めなかったのですが、あの宙に浮いた光はきっと私のハイアーセルフからの停電についての前もってのお知らせだったのだろう。。。と後からわかりました。
現実離れした光でした(^^;
災害が起きる時ってこんな風に突然なんだな、と思いました。
そして電気ひとつが通らなくても結局何もできなくなるんだとつくづく痛感しました。
暗闇の中、懐中電灯のかすかな光の下、手動式のラジオから聞こえるにぎやかな音楽を聴きながら静かすぎる空間を不思議な気持ちで味わう夜でした。
私達はなんという弱い立場で日々を過ごしているのでしょう。
電気、水、ガスが通らない生活がどれほど大変なことかと本当に思いました。
備えておくにこしたことはありません。
最低限でも簡易的な食糧と水、LEDライトにラジオ、それから簡易トイレや凝固剤は必要だと思いました。頭につけたり首ににかけたりできるライトもあると両手が使えて便利だと思います。
そんな非常時に私がしたことと言えば冷凍庫のアイスクリームが溶けてしまう前に食べちゃおう!ということでした。
そしてもっぱら心配していたことは明日の朝、コーヒーが飲めないんだな、ということでした。
(うちではコーヒー豆を電動で挽いてから飲んでいるため)
なんというか本当にこの程度のことしか考えない自分ののんき過ぎる面を思い知りました(^^;
幸いにも停電は夜の12時を過ぎた頃に復旧しました。
時間にして4時間程度でしたがいろんなことを思わされる夜でした。
